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2025年12月05日(金)
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2012年は株式市場やリート市場が好調なまま終了する見通し

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2012年は株式市場やリート市場が好調なまま終了する見通し

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”世界的に株式市場、リート市場が上昇”
株式・投資信託・ETFの総合金融情報サイト「MORNINGSTAR」が18日付けのコラム・アナリストの視点(ファンド)で、「リターンに関する誤解~上昇局面の罠にはまらないようにリスクも考慮を」とする記事を掲載している。

アナリストの視点
11月末までの年初来リターンを見ると、先進国株式市場で21.98%、新興国株式市場では19.46%上昇しており、2012年の世界各国の株式市場が、前年末よりも高い水準で終わりそうだと予想している。

またリートを見ても、国内リートは33.98%、先進国リートは26.52%と大きく上昇、11月末時点の純資資産額ランキング上位10ファンドのうち、9本のファンドのリターンが年初から10%以上上昇するなど、世界的に好調だ。

注目すべきはリターンの変動の大きさ
しかし記事は、個人投資家はリターンが高い資産やファンドほど優れていると考えがちだが、ここに個人投資家が上昇局面ではまりやすい罠があるとし、各資産やファンドの変動の大きさ(リスクの高さ)こそ重視すべき指標であると注意を促している。

各資産やファンドのリターンは、市場環境によって大きく左右されるものであり、特定期間で優位となったからと行って、継続的に良好な運用成績を上げるとは限らないと解説している。

実際、モーニングスターが作成した暦年の各資産のリターンをまとめた表を見てみると、上位にランキングしている顔ぶれが変わっているばかりか、上位に入っていたとしてもリターン値が大きく変動していることが分かる。

このため記事は、各資産を評価するには、リターンの変動の大きさを把握する必要があるとしている。


外部リンク

MORNINGSTAR
http://www.morningstar.co.jp/


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